こんにちわ、マツコ先生 です。
「カスタム関数(独自の関数)を作成する方法」でお困りではないでしょうか?
本記事でそんなお悩みを解決していきますよ!
本記事を読むことで |
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・カスタム関数の記述方法を理解できる ・カスタム関数を呼び出す方法を理解できる |
カスタム関数を作成する際のポイント(初心者向け)
- 関数へ入力する変数の名称と型(書式)を決める必要がある
- 作成する関数の名称を決定する必要がある
- 関数の処理結果として出力する値の型(書式)を決める必要がある
準備
サンプルとして次のような表を使って、入力値に応じた値を出力するカスタム関数を作成します。
クエリの作成
具体的な処理を記述する前に、関数の枠を作成していきます。
クエリの枠内で右クリックし、 "新しいクエリ>その他のソース>空のクエリ" を選択します。
新しいクエリが追加されたら、クエリをクリックして名称を設定しましょう。
今回は、"function1" という関数名に設定します。
コードの記述
ここからは、具体的な処理を記述していきます。
上のメニューから "ホーム" を選択し、”詳細エディター" のアイコンをクリックします。
"詳細エディター" の設定画面が表示されるので、処理に応じたコードを記述し、"OK" をクリックします。今回は、入力値として、"x" と "y" を設定し、処理は "x" を"y" で割る処理としています。
ポイントは、最初の行に "入力する変数" を記述することと、最後の行に "出力する変数" を記述することです。
"完了" をクリックすると、"パラメータの入力" 画面に先ほど設定した "入力する変数" が表示されていることが確認できます。
カスタム関数を使う
では、完成したカスタム関数を使ってみましょう。
上のメニューから "列の追加 を選択し、”カスタム関数の呼び出し" のアイコンをクリックします。
"カスタム関数の呼び出し" の設定画面が表示されるので、関数クエリから作成したカスタム関数を選択します。
先ほど設定した "入力する変数" の入力画面が表示されるので値を設定します。今回は、"入力値" の列を "10" で割る設定にします。
"OK" をクリックすると、新しい列が追加され、カスタム関数の結果が表示されていることを確認できます。
さらに難しい処理をしたいときは、、
さらに難しい処理を記述することもできます。
次の例では、関数の内部だけで使用できる関数(9-13行目のInternal)を作成しています。
まとめ
今回は「カスタム関数(独自の関数)を作成する方法」をご説明しました。
既存メニューの処理は単純なものであり、複雑な処理を作り込むには時間と手間がかかります。また、メンテナンス性も悪くなりまるため、カスタム関数を使ってコードを記述するし、メンテナンス性を向上させましょう。
また、カスタム関数を作成する際には次のポイントを決める必要があることに留意しましょう。
(注.変数の型を設定しない方法もありますが、初心者向けではないため、慣れるまでは必ず決めましょう。)
- 関数へ入力する変数の名称と型(書式)を決める必要がある
- 作成する関数の名称を決定する必要がある
- 関数の処理結果として出力する値の型(書式)を決める必要がある
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