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こんにちわ、マツコ先生 です。
「マージ(結合)の種類の違いについて」でお困りではないでしょうか?
本記事でそんなお悩みを解決していきますよ!
本記事を読むことで |
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・6種類のマージ(結合)方法の違いを理解できる |
マージ(結合)の種類を理解する際のポイント
- キーが一致する行を残すかどうか
- キーが一致しない行を残すかどうか
あるキーを基準にマージ(結合)する設定画面において、マージしたいクエリを上段と下段に設定します。
このとき、"結合の種類" の選択肢においては、上段のものを "左"、下段のものを "右" として扱います。
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あるキーを基準にマージ(結合)した状態を "ベン図" で表すと次のようになります。
真ん中の "キーが一致した行" と左右の "キーが一致しなかった行" のどれを残すかの違いがマージ(結合)の種類の違いになります。
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左外部
"左外部" が最もよく使う種類だと思います。
上段に設定したクエリに対して、詳細情報を追加したい場合に使います。
例えば、職員番号をキーにして、職員の連絡先などを追加したい場合です。
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右外部
"右外部" は、
下段に設定したクエリとキーが一致するものに絞り込みたい場合に使います。
例えば、申請者の職員番号をキーにして、特定部門のメンバーだけに絞り込みたい場合です。
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完全外部
"完全外部" は、
クエリとキーが一致したものとしないものを一覧にしたい場合に使います。
例えば、全員の申請が必須の申請について、職員番号をキーにして職員一覧情報をマージし、申請漏れを確認しつつ、職員一覧に記載がない職員がいないかを検出したい場合です。
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内部
"内部" は、
クエリとキーが一致したもののみにしたい場合に使います。
例えば、特定の条件に一致する職員の申請だけを抽出したい場合です。
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左反
"左反" は、
上段に設定したクエリのうちキーが一致しないもののみにしたい場合に使います。
例えば、事前登録が必要な申請において、事前登録をしていない人を抽出したい場合です。
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右反
"右反" は、
下段に設定したクエリのうちキーが一致しないもののみにしたい場合に使います。
例えば、事前登録が必要な申請において、事前登録をしたが申請をしていない人を抽出したい場合です。
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まとめ
今回は「マージ(結合)の種類の違いについて」をご説明しました。
マージ(結合)の種類を理解すると、データ処理の種類の幅が広がります。よく理解して、効率的な自動化を行いましょう。
なお、マージ(結合)の種類を理解する際のポイントがあることに留意しましょう。
- キーが一致する行を残すかどうか
- キーが一致しない行を残すかどうか
また、以下の記事もお困りの問題を解決するヒントになるかもしれないので、ぜひ参考にしてみてください!